碁盤の各部の名前

碁盤ごばんかく場所には下図のように、それぞれ名前がいています。碁盤ごばん角周辺かどしゅうへんのことを「すみ」、はしっこ周辺しゅうへんのことを「へん」、真ん中あたりのことを「中央ちゅうおう」とびます。

19路の碁盤に、隅の場所を緑、辺の場所を青、中央の場所をオレンジで、色分けした図

19路盤ろばんには、全部で9つの「ほし」とばれる小さな黒い点があります。そして碁盤ごばんの真ん中にあるのことを「天元てんげん」といいます。

19路の碁盤に、星と天元の場所を丸印で示した図。星の場所、4の4、10の4、16の4、16の10、16の16、10の16、4の16、4の10。天元の場所、10の10

碁盤ごばん外側そとがわから数えて3番目の線と4番目の線の交わった場所のことを、「小目こもく」とびます。

19路の碁盤にコモクの場所を、丸印で示した図。コモクの場所、3の4、4の3、16の3、17の4、17の16、16の17、4の17、3の16

碁盤ごばん外側そとがわから数えて4番目の線と5番目の線の交わった場所のことを、「高目たかもく」とびます。

19路の碁盤にタカモクの場所を、丸印で示した図。タカモクの場所、4の5、5の4、15の4、16の5、16の15、15の16、5の16、4の15

碁盤ごばん外側そとがわから数えて3番目の線と5番目の線の交わった場所のことを、「もくはずし」とびます。

19路の碁盤にモクハズシの場所を、丸印で示した図。モクハズシの場所、3の5、5の3、15の3、17の5、17の15、15の17、5の17、3の15

また、碁盤ごばん外側そとがわから数えて3番目の線と3番目の線が交わった場所のことを、「三々さんさん」とびます。

19路の碁盤に三三の場所を、丸印で示した図。三三の場所、3の3、17の3、17の17、3の17

対戦たいせんする時に、たとえば「黒、右上隅小目(くろ、みぎうわすみこもく)」というと、下のように石をくことを意味します。碁盤ごばんのそれぞれの場所が分かると、囲碁いご理解りかいしやすくなりますので、ぜひおぼえてみてください。

19路盤の右うわ隅コモクに、黒石を置いた図。黒石の場所、17の4