囲碁で使う道具

碁盤(ごばん)の種類

囲碁いごで遊ぶために必要ひつような道具は、黒と白の碁石ごいし碁盤ごばんだけです。正式な碁盤ごばんは、19路盤ろばんばれていて、タテとヨコに線がそれぞれ19本ずつ入っています。この他にも初心者用しょしんしゃようの13路盤ろばんや9路盤ろばん、さらに小さな7路盤ろばん・6路盤ろばん・5路盤ろばん・4路盤ろばんという物もあります。囲碁いごをするのに線の数はあまり関係かんけいありません。

19路盤ろばん

19路盤の画像

13路盤ろばん

13路盤の画像

9路盤ろばん

9路盤の画像

囲碁いごおぼえてすぐに19路盤ろばんは広すぎるかもしれませんので、まずは9路盤ろばんから始めて、れてきたら13路盤ろばん、19路盤ろばんとステップアップするのがいと思います。

このサイトでは、初心者しょしんしゃの方に分かりやすく理解りかいしていただけるように、主に9路盤ろばんを使って解説かいせつしています。

碁石(ごいし)と碁笥(ごけ)

碁石ごいしの数は19路盤ろばんの交点の数だけあり、それぞれ黒石181、白石180の合わせて361あります。
碁石ごいしを入れるための入れ物を「碁笥ごけ」といい、碁笥ごけのふたは相手の石を取った時に石を入れるのに使います。

碁石ごいし種類しゅるいには、那智黒なちぐろで作られた黒石や、はまぐりで作られた白石など高価こうかなものもありますが、ガラスやプラスチックで作られたけっこう安く手に入るものまでさまざまです。

卓上碁盤たくじょうごばん碁笥ごけ

碁石と碁笥の画像

碁盤ごばん碁石ごいし日本棋院にほんきいんオンラインショップ碁盤屋ごばんやさんに行けば、あしつきのもの、卓上たくじょうりたたみの安いものまでたくさん売ってあります。

それ以外いがいに、はじめて囲碁いごをする場合には、厚紙あつがみにボールペンで線を引いて、くりぬいただんボールを碁石ごいしに見立てた、手作りの碁盤ごばん碁石ごいしで遊ぶこともできます。

ここがポイント!

対戦たいせんするときに碁笥ごけ位置いちは、プロのテレビ対局などを見ると、だいたいテーブル用の碁盤ごばんならき手がわいて、ふたはその上にいています。またタイトルせんなどで使うあし碁盤ごばんなら真ん中にいて、ふたはその横にくことが多いようです。(実際じっさいはこのかぎりでないかもしれません。)

卓上碁盤での碁笥の位置と脚つき碁盤での碁笥の位置