初めは隅から打ち始める

石はどこから打ち始めてもいいのですが、陣地じんちをより大きくかこうためには、すみからかこっていくのが、一番い打ち方です。それはなぜでしょうか?

まず下の図を見てください。黒が中央に9もく陣地じんちを作っています。この陣地じんちかこうために12の黒石を使いました。

黒石12個を使って中央で9目の陣地を囲っている図。盤面図、黒4の3、黒5の3、黒6の3、黒7の4、黒7の5、黒7の6、黒6の7、黒5の7、黒4の7、黒3の6、黒3の5、黒3の4。黒の地、4の4、5の4、6の4、4の5、5の5、6の5、4の6、5の6、6の6女の子のイラスト、「12個の石で囲ったよ」

次はへん陣地じんちかこった図です。同じく9もく陣地じんちですが、さっきより少ない9の黒石を使いました。

黒石9個を使って辺で9目の陣地を囲っている図。盤面図、黒9の3、黒8の3、黒7の3、黒6の4、黒6の5、黒6の6、黒7の7、黒8の7、黒9の7。黒の地、7の4、8の4、9の4、7の5、8の5、9の5、7の6、8の6、9の6おとうさんのイラスト、「9個の石で囲ったよ」

今度はすみ陣地じんちかこった図です。すみはもっと少ない6の黒石を使いました。

黒石6個を使って隅で9目の陣地を囲っている図。盤面図、黒6の1、黒6の2、黒6の3、黒7の4、黒8の4、黒9の4 。黒の地、7の1、8の1、9の1、7の2、8の2、9の2、7の3、8の3、9の3男の子のイラスト、「6個の石で囲ったよ」

9もく陣地じんちかこうために、中央はすみくらべて6も多く石を使っていることになります。すみで同じ数だけ石を使ってかこえば、中央より多くの陣地じんちを作れますね。

なので下のように、はじめはすみから打ち始めて、その次にへん、中央と広げていくのが陣地じんちを大きくかこうためのコツです。

隅から打ち始めて陣地を作る参考例。進行手順、1手目・黒7の3、2手目・白3の7、3手目・黒7の7、4手目・白3の3、5手目・黒6の5、6手目・白4の5おばあさんのイラスト、「こんなふうに打つと陣地を囲いやすいよ」