ここではコウができたときの打ち方を説明します。下図のようにコウができました。次は黒の打つ番です。
黒はまず1回取ります。
今度は白の番。黒石がアタリになっていますが、「コウは連続して取ることができない」とルールで決められているため、白は他の場所に打ちます。
さてここで黒の打つ番ですが、次に黒にとって良い打ち方があります。それはどんな手か分かりますか?
正解はコウの真ん中に打つ手です。ここへ打てば黒石が全部つながり、コウはなくなりました。これで黒はアタリの石を取られる心配がありません。
上のようにアタリになっている石を助けて、自分の石と石をつなげることを「ツぐ」といいます。コウができたら、取ってツぐというのが、おすすめな打ち方の1つです。
以上で囲碁の5つのルールを一通りご説明しました。いかがでしたでしょうか。ここまで覚えたことだけでも対局できると思いますので、よかったら試しに一度打ってみてください。対局サイトはこちらで紹介しています。
次の章からは陣地の囲い方や石の取り方、対局の終わり方などを解説したいと思います。