囲碁では最初に石を打つ人のことを「先手」、後から打つ人のことを「後手」と呼びます。先手が黒を持ち、黒、白、黒、白と交互に打っていきます。
また、石を1回打つことを「1手」といい、「次の1手」とか「1手目、2手目…」などという時に使います。
先手と後手を決めるニギリ
先手(黒)と後手(白)はじゃんけんで決めてもかまいませんが、プロも行っている「ニギリ」という正式な方法がありますのでご紹介します。ここでは仮にAくんとBちゃんに分けて説明します。
まずAくんが、白石を好きなだけにぎります。そしてにぎったままその手を碁盤の上に乗せます。
次にBちゃんが、黒石を1個か2個どちらかを碁盤の上に置きます。
Aくんがにぎっている白石の数を予想して、奇数だと思ったら1個、偶数だと思ったら2個にします。
今度はAくんがにぎっていた手を広げて白石を碁盤の上に置きます。
そのまま並べて白石の数を数えます。結果は10個でした。ということは偶数ですね。
黒石を2個出したBちゃんは、予想が当たったので、先手になります。つまり、黒石を出した人の予想が
になります。