肩ツキ(かたつき)

相手の石のナナメの位置いちに、中央のほうから打つこと。
かたツキはおもに、相手が大きく陣地じんちを広げようとするのを制限せいげんする消しの手です。
下の黒1がかたツキです。

黒がカタツキを打った図。盤面図、白5の3。進行手順、1手目・黒4の4

下の図は、白が上辺じょうへんに大きく模様もようを広げています。このような時に模様もようを消す1つの手段しゅだんとして黒1のかたツキがあります。ぎゃくに白から中央に打たれると、上辺じょうへんから中央にかけて大きく陣地じんちかこわれてしまいます。

19路盤で、黒がカタツキを打って、白模様を消している図。盤面図、黒3の3、黒3の4、黒3の6、黒2の6。白4の3、白4の4、白4の5、白5の7、白3の8、白11の3、白17の4、白16の10。進行手順、1手目・黒10の4

肩ツキが出現する対局例